明日は雨で大荒れとの天気予報ですが、今日は抜けるような青空が広がる好天になりました。
そこで、仕事の合間の空き時間を利用して宇治公園ウォークを行いました。


本日のウオーキング歩数、約29,264歩。(うちエクササイズウオーク22,368歩)、消費カロリー1,047kcal、燃焼脂肪量63.4g。
(ウォーク距離には、2往復の通勤距離と、そして早朝のランニング距離を含む)。


2012年10月16日(火)



午前7時に打ち合わせをして勤務開始。
2時間後の午前9時には朝の仕事が終わります。
勤務終了後、用事があるので大久保方面へ。
小さな神社前。
この神社の近くにある円蔵院では、毎年夏に「こんぴらさん」の愛称で知られる祭りが盛大に行われます。
時間がないので円蔵院には寄りません。



用事を終え帰路に。
オシロイバナが朝露に濡れて輝いていました。
いい天気!



いったん帰宅。
不燃物のごみを出して、そして庭やプランター植えの植物たちの世話を終えたら、時刻はまだ正午まで結構残っている時間。
そこでウォークに出かけることに。
府営山城上水道の前を通りかかったので、構内の写真を撮ります。



最近の日本の政治状況を見るにつけ情けなくなります。
今日はここ寄りたくてやって来ました。
右翼の凶刃に倒れた労農党代議士の山本宣冶氏の墓所です。
建立が許されず倒されたままだった墓石ですが、裏面の碑文をセメントで塗りつぶし表面を宣治氏と親の名前を出さずに「山本家之墓」とすることで、何とか建立が許可。
敗戦後の1945年12月に開催された墓前祭で、農民組合の人達がノミをとって墓石のセメントをはがし、墓碑はこのように見事に蘇ったのです。



山宣の墓所から下る途中で見る大吉山。



菟道小学校前へ。
私が子どもの頃にはこの辺りに大きな防空壕跡が残っていたのですが、当然ながら今はもうそんな面影さえ残っていませんでした。



木立の向こうに 朱色をした喜撰橋が見えてきました。



喜撰橋へ。



喜撰橋の上から見る宇治川下流。
多くの屋形船が係留されています。
いくら天気が良くても そこは平日のこと。
屋形船の出番は、少なくても昼間に関してはどうやらない模様。



喜撰橋を渡ります。



塔の島へ渡り十三重の塔を眺めます。
この石塔の石を石川五右衛門が盗み出し、その石はいつしか藤森神社の手水鉢の台石になったとされています。
石川五右衛門が盗んだ後に新しく石が取り付けられたため、「現在十三重の塔を見ると その部分だけ色が違っているのがわかる」(藤森神社の手水鉢台石の由来書より引用)とされています。
さて、石川五右衛門だ盗んだのは この塔の上から何番目の石なのか、あなたには分かりますか?
答えは「上から五番目」。
私の目には、はどの石の色も全て同じようにしか見えませんが・・・・・。



塔の下部。
歴史を感じさせます。



塔の島から見る観流橋。
宇治川はいつになく水位が下がっています。
宇治発電所からの流れもあまり多くありません。


上流。
天ケ瀬発電所からの流れも極めて少なめ。



宇治川右岸を目指します。
朝霧橋へ。



美しい朝霧橋は歩行者専用橋。
自転車も押して歩かなくてはなりません。



右岸に渡り恵心院へ。
本当は大吉山に登る計画もしていたのですが、天気があまりにもいいので布団を干したくなりました。
そこで、本日のウォークはここ恵心院で終了しUターンすることに決めました。



恵心院には珍しい三本葉の松の木が、山門横にあります。






境内へ。
まずは本堂へお参りしてお賽銭をおさめ、そして線香に火をつけます。



恵心人は通称「花の寺」。
それほど四季を通じて花が咲き乱れていることが多いのですが、今は残念ながら酔芙蓉の花しか咲いていませんでした。
酔芙蓉の白い花。



うっすらとピンク色になり始めた花。
酔芙蓉はその名の通り、時間が経つにつれ花の色が白からピンク、そして赤へと変わっていきます。
その姿はちょうど人が酒を飲む時の姿そのもの。






境内は緑で溢れています。
さほど広くはない境内ですが、緑が多いのでとってもいい雰囲気。






境内にある東屋の向こうには宇治川右岸の風景。



そろそろ戻らなくては布団を干す時間が無くなります。
山門をくぐろうと屋根を見ると面白い瓦がありました。



ズーム。



山門をくぐります。



宇治神社の鳥居前。
ここから朝霧橋を渡って再び塔の島へ向かうことに。



塔の島に到着し、宇治川先陣争いの碑を眺めます。
西日が当たればきれいに見えそうなものですが、そうではなくこの「先陣乃碑」が写真にきれいに写る状態は私はめったに見ることがありません。
でもい今日はとってもきれいに見えています。



もう1枚。
これほどすっきりした「先陣乃碑」の写真を私が写したのはこれが初めてかもしれません。



橘橋を渡り再び宇治川左岸を目指します。



橋姫神社。
「丑の刻参り」ゆかりの橋姫ですが、その橋姫はここ橋姫神社に祀られています。



神社内には二つの小社があります。
その左側のこの社が橋姫神社なのです。。



橋姫神社と書かれた額。
橋姫神社は、元々は宇治橋の三の間に祀られてあったとの説もあります。



神社境内にこんなものが。
読んで驚きました。
国民の大反対にもかかわらず政府の方針で再稼働されてしまった大飯原発は、活断層の上に建っている可能性が濃厚。
その日本で現在唯一稼働している危険な大飯原発が、ここ橋姫神社からたった74kmしか離れていない場所にあるとは。
原発の危険性は決して他人ごとではないことを改めて認識します。



いつもと違う通りを通って宇治橋通り商店街へ向かいます。



宇治橋通り商店街へ。
古い家の向こうに見上げるような高層マンションの姿が。
このマンションの計画時に景観論争が起こりました。
しかし、「共産党と新社会党以外は全て宇治市政の与党」という地方自治を放棄したとしか思えない多くの政党の情けなさゆえ、マンションはあっさりと建築されてしまいました。
そんな地方自治体の姿を、私は本当に情けなく恥ずかしいと思います。



ずいぶんと雰囲気が変わった宇治橋通り商店街。
歩行者が通れる部分を含めると道幅が若干広くなった感があり、そして路面にはカラー舗道の部分も。
そして新しい店も増えました。



現役の薬局の建物として使われている貴重な建物。
昭和初期としては珍しかった鉄筋コンクリート製の二階建ての建物です。



これは以前「町かどギャラリー」の一つに指定されていた建物。
かなり歴史がある建物ですが、ずっと現役の民家として使われています。



町かどギャラリーのひとつ。
この場所にある会社で使われていた昔の事務用品などが展示されていました。



展示物。
テレビのようにも見えますが、これはテレビではなく謄写版。
私も転職した直後には、こんな謄写版で学級通信やテストなどを作っていましたねえ・・・・。



「味噌塩醤油販売」と書かれた宣伝ポスター。
実に味がありますね。



正午少し前に帰宅。
さっそく布団を干しました。
今からだとたかだか2時間ほどしか干す時間を確保できませんが、それでいいのです。
我が家には結構広いバルコニーがあるので布団は何十枚と干すことができますから、またいつでも干せます。
そうそう。
そのバルコニーとベランダの違いをご存じ?
同じではないです。
似たような構造部分ですが、屋根がないものをバルコニー、対して屋根があるものをベランダと呼ぶようです。



バルコニーでは、テーブルといすを置いて炭などを使うことも可能なので、バーベキューもばっちり。
夜間にバーベキューなどをする時のための明かりに、軒下にはこのようにかなり明るく方向や高さが変えられる屋外灯も設置。
でも最近、バルコニーで何かをするということがほとんどなくなりました。
だから屋外灯はほこりまみれ。(+_+)



育てている植物の世話を開始。
バラは葉が黒くなる病気にかかりやすいので、そんな葉を見つけ次第摘み取る作業を毎日行っています。



これは水をやるだけ。



数日前に買ってきた苗を植えた小さなパンジー。
これも元肥を入れてあるので、水をやるだけ。



ずらりと並ぶプランターでスクスク育つ菊菜とホウレン草。
基本的な世話はは水やりだけですが、時には害虫駆除もします。
虫を探し、見つけた虫は全て手作業で退治。



こちらは庭植えとプランター植えの両方。
プランターのものはホウレン草ですが、庭植えは菜花と小松菜などです。
こちらも水やりと、そして若干の虫退治。



陽当たりがいいからなのか、とってもすくすくと育つ野菜たち。



大根。
深いプランターにも大根は植えてありもう結構大きく育っていますが、この地植えのものはまだ二葉の状態。



菊菜はもうそろそろ収穫可能。
今夜にでも初収穫のものをいただくことに。



ホウレン草は大きく育ってはいるものの、まだ収穫するには惜しい雰囲気。
背の高さがこの二倍ほどになったら収穫しようと思います。



菊菜をズーム。



ホウレン草をズーム。
庭がなくてもプランターを使えばこれくらいのものは十分に収穫可能なんです。
さて、そろそろ昼食にしようかな。




風光明媚な宇治はとっても素敵です。
以前はそんなことは全く考えもしていなかったんですがね。

プランターで育つ野菜の収穫が終われば、それぞれのプランターの土を混ぜ合わせて有機石灰で中和します。
そして施肥し、また次のものを植えます。

植物を育てることはとっても楽しいし、そして無農薬有機栽培野菜の自給も可能。
土に触れることで心の安らぎを得ることも可能。
園芸ってとっても素敵です。




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