今日は、仙台訪問の三日目。
宿泊したレオパレスをあとにして、次男が運転するレンタカーで蔵王へ。
雷が鳴り響く中での観光でしたが、なぜか普段でも霧でその姿をなかなか見ることができない蔵王の円形の火山口である「御釜」を見ることができました。
仙台市街地では降雨で道路が川のようになる大雨が降りましたが、幸いなことに蔵王では移動途中から降り出した雨もやみ、「御釜」や山の雄大な風景に心打たれる時間を過ごしました。
夜の宿泊場所は、源泉かけ流しで蔵王の食材を存分に楽しめるリゾート施設「ゆと森倶楽部」。

本日のウオーキング歩数、約11,001歩。(うちエクササイズウオーク5,810歩)、消費カロリー274kcal、燃焼脂肪量15.0g。

2012年8月6日(月)




雷がゴロゴロと鳴り響く中、蔵王に向けて標高を上げます。
途中にある不動滝を見下ろす場所に到着。
不動滝は、蔵王山中最大の滝です。



不動滝の説明。



蔵王不動尊にお参り。
不動像は普通は剣を上向けに持っているのですが、この蔵王不動像は剣を下に向けて持っているという全国的にも珍しいもの。



不動像の近くに、可憐な山百合らしき花が咲いていました。。



蔵王エコーラインを通り山頂駐車場に到着。
でも風雨が激しいため車から出ることができません。
小雨になったのを見計らって、私一人で御釜偵察に。
「おそらく霧で見えないだろうなぁ・・・。」と思っていましたが、くっきりと見えているではありませんか。



御釜がいつ霧で見えなくなるかわかりません。
ひたすら写真を撮ります。



雨はやみかけてきましたが、風に流された雲が次々にやってきます。
ゴロゴロと音が鳴り響いていますので、雷雲なんでしょうね。
山の雄大な風景を見ると、元「冬山屋」の血が騒ぎます。



雨が完全にやみました。
車に戻り、雨がやんだことと御釜がくっきりと見えていることを報告。
3人で改めて御釜見物にやってきました。



御釜は、蔵王刈田岳・熊野岳・五色岳の3峰に抱かれた円型の火口湖。
普段でも霧で隠れてなかなか見ることができないのですが、この日は悪天候にもかかわらずくっきりと見えています。
天、我に味方す!。



それにしても素晴らしい風景。



登ってきたのとは反対側の風景。



せっかく来たので山頂を目指すことに。
妻は辞退したので、次男と二人で登ります。
山頂を見上げながら標高を更に上げます。
不気味な雷鳴が鳴り響いています。



山頂に近づきました。
結構多くの人がいます。



山頂に到着。
噴火で飛ばされてきた岩でしょうか?
黒々とした多くの岩があります。



いくつものケルンがあります。



敵のトーチカ発見!
じゃなくって避難小屋です。
我々の訪問に備えて下見に来たことがある次男が教えてくれました。



避難小屋。
意外と小さい印象を受けます。
冬季の激しい風雪にも耐えられるような頑強なコンクリート造り。



避難小屋内部へ。



中は意外と広く、ストーブが置いてありました。



避難小屋前から見る風景。



避難小屋をあとに。



雷鳴が激しさを増してきました。
早く下りた方がよさそうです。



「刈田岳」と刻まれた石碑。
標高は意外と低く1,759メートル。
緯度が高いので、標高がさほど高くなくても高山の様相を呈しているんでしょうね。



暑がりの私ですが、何だかとても寒く感じます。
それもそのはず。
山頂の温度計を見ると、気温はたったの10℃。
京都より25℃も低いではありませんか!



ますます激しくなる雷鳴を聞きながら駐車場へ急ぎます。



蔵王山頂のレストハウスにはあまり食べたいと思うものがなかったので、「ゆと森倶楽部」へ向かう途中にあった店でやや遅い昼食。
蕎麦がとってもおいしかったです。



遠刈田温泉を経由して「ゆと森倶楽部」に到着。
遠刈田温泉は、仙台在住の次男が震災で住まいが被災して住めなくなった時にお世話になった温泉。
寒い時期の震災だったのに、長い間風呂に入ることなど不可能でした。
そんな時、遠刈田温泉で久々に入ったお湯は最高だったようです。



「ゆと森倶楽部」館内の温泉。
湯量が豊富なかけ流し温泉です。



部屋に荷物をおさめた後、本館から離れ道路を隔てた場所にある露天風呂へ。
でもまだ露天風呂に入るわけではありません。
露天風呂には、星降るロマンチックな夜に入ろうと思います。



ヨガの建物。
でもヨガをするのではなく、この建物の中で天然ハーブ香油を使った液を作ることに挑戦します。
次男が予約してくれ、講師の方はすでに中でスタンバイし待機中。



ハーブ香油水作りは30分ほどで終わりました。
建物から外に出て清流を眺めます。
川の周辺で楽しい写真をいっぱい撮りました。
新婚旅行以来の夫婦での長期旅行。
新婚旅行の時には夫婦二人でしたが、今回は成人して立派になった次男と一緒。
忙しくなかなか夫婦で旅行に行けなかったので、「退職したら夫婦で旅行に行こう」と話しあっていたものの、実際に私が退職してからも親の介護を初め様々なことがあり、実際には今まで旅行に行くことはできませんでした。
でも今回、全て手配してくれた次男に背中を押される形で実現した長期旅行。
本当に素晴らしい思い出になりました。



「ゆと森倶楽部」本館まで戻ってきました。
敷地内にはアジサイの花が咲き誇っていました。



ユニークな案内板。
「ゆと森倶楽部」敷地の広大さを感じます。



「ゆと森倶楽部」入口。
館内へ。



ロビーには何やら囲炉裏風のものがありました。
次男は温泉に入ってから帰る予定でしたが、カラオケルームが1室無料で開放されていましたので急きょ予定変更。
親子3人でしばしカラオケを楽しみました。
私は懐メロの連発。
橋幸夫の歌う「恋のメキシカンロック」などを歌った時などは最高でしたねえ・・・。。



レンタカーで帰っていく次男を見送り、しばし部屋で休憩。
さて!夕食時間。
蔵王の食材をふんだんに使ったバイキング料理を堪能。
野菜もおいしいのですが、フィレステーキが食べ放題。
しかも注文するとその場で焼いてもらうこともできるのです。
心おきなく存分に食べました。



食事を終え部屋に戻りました。
部屋のベランダに座り本館を眺めます。
明かりが灯った曲線は、私達が泊る別館から本館に行く屋外の近道。
ロマンチックな夜が過ぎていきます。



別館の廊下。
綺麗な明かりが灯りとっても素敵。



どの部屋も同じだと思っていたんですが違いました。
写真をよく見ると、各部屋のドアの色が違うことが分かるかと。
私達が泊ったのは、写真左側の真ん中あたりにある濃い色のドアの部屋。
濃い色のドアの部屋は扉の大きさが他の部屋の倍ほどもあり、部屋もかなり広いようです。



いい時刻になりました。
昼間、ハーブ香油液を作った場所の近くにある露天風呂に行くことに。



別館の外へ出ました。
冬に備えてでしょうか、雨風がかかりにくい場所に薪が積んでありました。



別館から本館に向かう廊下。
前方に、別館から本館に行く屋外の近道に灯された明かりが見えています。



本館や別館がある敷地から自動車道路を横切って少し進むとこんな案内があります。
暗い夜道を歩きますので、本館には自由に使えるランタンが備えてあります。



道路を渡って数分歩いて露天温泉に到着。
ここも湯量が豊富でかけ流しです。



川のせせらぎを聴きながら夜空を見上げて入る温泉。
これほどの贅沢はありません。
時間がゆっくりと過ぎていきます。


仙台訪問三日目。
実に素晴らしい時間を過ごせました。
写真を見ていただくと、もう多くの言葉は不要かと。



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