今日は、妻と共に大阪造幣局の通り抜けに行きました。
天気予報では「雨」とのことでした。
でも、嬉しいことに予報が見事に外れ、好天の下で造幣局のサクラの花を楽しむことができました。
昼食では新世界まで足をのばし、ジャンジャン横丁で串カツを食べまくりました。

本日のウオーキング歩数、約19,000歩。(万歩計を持参せず)



2012年4月21日(土)




伏見から京阪電車の特急に乗りました。
京阪特急はかなり混んでいました。
天満橋で下車して造幣局へ。
造幣局に着いて驚きました。
人出が、予想よりはるかに少なかったからです。



出かける前には折り畳み傘を持とうと思っていたんですが、空を見て傘は持たないことにしました。
それがどうやら正解だった模様。
いい天気になりました。



前回来た時には人が多く警備員が「立ち止まらないでください。」と叫び続けていましたが、今日はそんなことは一切ありません。
こうした説明を読んだり、あるいは写真を撮ったりするのに立ち止まるのは自由。
立ち止まったり、あるいは通路の端に座り込んだりしている人もありましたが、一切注意されません。
人が少ないので、実にゆっくりと構内を周ることができます。



綺麗なサクラの花。
時期的にもちょうど満開近し。
以下、造幣局の通り抜けのサクラの花を写真でお楽しみください。









人が本当に少なめ。



























前回来た時には人出が多く、足元さえも見えないほどでした。
でも今日はこんな感じで悠々と歩くことができます。















黄ザクラがありました。







































通り抜けを終えました。
大川に架かる桜宮橋の上から桜ノ宮公園を見ます。
桜ノ宮公園のサクラはもう葉桜ですが、それでもけっこう多くの人がいます。



橋のたもとに何やらレンガ製の構造物がありました。



大川を進む船。
長くなるので詳しくは書きませんが、大川は旧淀川です。



事情もあったので、ちと奮発して造幣局からタクシーで通天閣へ。
通天閣の展望台に上がるのに25分待ちということなので、先に昼食を摂ることに。



私は数え切れないほど来ている場所ですが、妻にとっては初めて見る通天閣
明治時代にここで博覧会が開催され、その際に通天閣がパリのエッフェル塔をイメージして造られました。
この通天閣は二代目。
その開催された博覧会の名前は「ルナパーク」。
邦名に訳すと「月の園」とでもなるのでしょうかね。



ビリケンさん。
通天閣で本物を見たかったんですができなかったので、飲食店前のレプリカを見ます。



ジャンジャン横丁へ。
ジャンジャン横丁は、なぜか「ジャンジャン町」と表示されています。



新世界には何軒も有名な串カツ屋さんがあります。
でもどこも長蛇の列だったので、比較的行列が短かったジャンジャン横丁の八重勝の行列の最後尾に並びました。
八重勝前には、「ジャンジャン町」でなく「ジャンジャン横丁」と書かれた看板がぶら下がっていました。



八重勝の店舗はジャンジャン横丁の両側に2ヶ所あります。
こちらの店は行列がありませんが、こちらの店に入ろうと思っても反対側の行列に並ばなくてはなりません。
2ヶ所の店のどちらに入ることになるのかは、客の空き具合と順番で決まります。
蛇足ですが、ここ八重勝は何度かテレビで紹介されたことがあり、それがきっかけで客足が急激に伸びたそうです。
新世界界隈や通天閣がこれほど賑わうきっかけになったのは、NHKドラマ「ふたりっこ」が放映されたがゆえ。
テレビの威力を実感。
そうそう。
godzillaも、NHK教育テレビの15分ほどの番組でメイン出演者(位置づけはそうではなかった)のような感じで、番組の最初から最後までずっと出ていたことがあります。
その番組はビデオテープに録画してあるので、写真屋さんに持って行ってDVDにしてもらおうかなと最近思い始めています。



20分ほど並んで、順番がきました。
牛ヘレ、玉ねぎ、貝柱、アスパラ、串カツ3本セット、こんにゃくを始め、串カツをどんどん注文し食いまくります。
伏見に車を置いているので、残念ながらビールを飲むわけにはいきません。
結構食べて満腹に。
食後、しばし新世界の散策を楽しみます。



新世界のイメージが変わり、若い女性や家族連れが気軽に歩けるようになったのが嬉しい限り。



新世界には「コテコテの大阪」があります。



通天閣の展望台へ上がってから帰宅しようと思っていたのですが、昼食前には25分だった待ち時間が40分になっていました。
通天閣へ上がることを断念し、そろそろ帰路に。
大阪市営地下鉄・堺筋線の動物園前駅に向かいながら、妻に「路地にあるバーで『会員制』と書いてあるところは例外なくゲイバーだ。」ということや、ゲイバーではセット5,000円でビールの小瓶が3本しかついていないことなどを教えました。
私はゲイバーのファンではないんですが、新世界の住民のように思える人と何回か話をする機会があり、その際に教えてもらったこと。
様々な人のルツボと言えるこの辺りの雰囲気は、好きな人は大好きで嫌いな人は大嫌い。
ちなみに。
私はこの辺りの雰囲気は好きですが、妻は間違いなく嫌いかと。
蛇足ですが、この辺りで段ボールやアルミ缶の回収を生業にしている人の一日の収入は800円程が限度。
アルミ缶の価格は以前は1個50銭だったものが、最近では回収しただけの状態で1円、綺麗に洗うと2円ほどになるそうです。
一応、暗黙の了解で「担当地区」らしきものがあるようですが、それでもアルミ缶の価格が上がっていることもあるのか、最近では夜中から作業を開始しないと「物」が無くなってしまい確保できないそうです。



動物園前駅から地下鉄の堺筋線に乗り、北浜へ。
北浜から乗った京阪特急は空いており、二階建て車両の二階に座れました。
あっという間に中書島に到着。
少しだけ伏見の風情を楽しみます。



この季節の伏見も素敵です。



久々に造幣局の通り抜けを楽しみました。
同行した妻にとっては、初めての造幣局の通り抜け、そして初めての新世界ウォークでした。
帰宅してから感想を聞くと、結構満足だったようで嬉しい限り。

1989年に私が某制度で現職のまま大阪教※大学で学んだ折に、新世界に毎日のように足を運んでいました。
その時の新世界は、路上にホームレスが横たわっているのが珍しくなく、時には警官がそんなホームレスを土足で揺り動かしているのを見たこともありました。

ただ、新世界の雰囲気が良くなりホームレスの姿が見えなくなっても、ホームレスがいなくなったわけでは決してありません。
ホームレスが、我々の目に触れにくい場所に移動しただけ。
ホームレスは減るどころか、不況もあって増えていることは確実。
当時より今の方がホームレス対策が進んでいるとも、とても思えません。

新世界訪問でも、日本の政治と政治家のだらしない何もしない姿勢が感じられると思うのは私の考えすぎでしょうか。
政治よ変われ!
話は変わります。
「政治よ変われ!」と念じて民主党に投票した有権者の期待を見事に裏切った今の政権は、我々の腹立ちをどこまで理解しているのでしょうか。



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