台風12号は、各地に大きな水の被害の爪痕を残しました。
奈良県でも山間部に記録的な豪雨が降り、物的・人的に甚大な被害。
今回の台風の被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
上流の奈良県や三重県に降った大雨で高山ダムが大量の放流を行い木津川の水位が上昇。
2年前に続き、今年も流れ橋が流されてしまいました。
2011年9月4日(火)
八幡市側の、流れ橋・西詰めにやって来ました。
堤防の上から見て、流れ橋が流されていることがひと目でわかりました。
写真右側が上流。
上流から大量の草木が流されてきたことが分かります。
堤防から降りて流れ橋へ。
「全面通行止めの看板とフェンスの横は自由に入れます。
流れ橋の下流側を見ます。
このワイヤーで、流出した橋桁を下流に流れていかないように止めます。
川岸に近いこの部分は流れ出ていません。
2年前には全ての橋桁が流されましたので、今回の水量は2年前ほどにはならなかったようです。
被災個所をズーム。
上流側。
流れ着いた大量の草木が、流れが激しかったことを物語っています。
流れの中央部に近い部分を中心に被災した模様。
被災個所をズーム。
流れ橋をあとにして四季彩館へ。
四季彩館で朝市が開かれていましたので、新鮮野菜を格安で購入しました。
四季彩館は、1泊が3,000円未満ですので、格安で快適な旅をしようと思う方にはお勧めの宿です。
ただ、ちと交通の便が悪いのが難点。
「宇治茶の郷 八幡市」の石碑。
宇治茶は宇治市内だけで栽培されているわけでは決してないのです。
と言うよりむしろ、宇治市内で栽培されている方が圧倒的に少ないのです。
八幡市から離れ、久御山町側の 流れ橋・東詰めにやって来ました。
久御山町側の上流部分。
見た感じでは被害はあまり分かりません。
濁った水が橋の下を流れています。
流れ橋の中央付近をズーム。
被災しているのが分かります。
久御山町側から被災部分をズーム。
この橋桁を元に戻すには、およそ5,000万円ほどの経費がかかるそうです。
豊かな秋の実り。
心からホッとする風景。
東北の津波の強烈なイメージが全く薄まらないのに、今回の台風12号の水害の様子は水に流された車が何台も積み重なるなど、東北地方の津波の様子にダブります。
どうか、被災者の皆様の体と心と、そして経済的損失が一日も早く癒えますように。
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