今日は、京都市内へ新幹線の切符を買いに。
東京にいる長女が出産で宇治に帰省していましたが、無事に男の子を出産したあと1ヶ月弱で東京に戻っていきました。
でも東京では出産前に転居を決めており、東京に戻った直後に引越し作業。
大変だったようですが、何とか新居に落ち着きました。
そこで新居の訪問と、そして戻ってしまった長女と長女の産んだ子に会うためを兼ねて、来週に東京に行きます。
往路では、「ぷらっとこだま」を利用して、帰路では「のぞみ」を利用。

わざわざ京都まで切符を買いに行ったのは経費節減のため。
「ぷらっとこだま」はワンドリンク付きで9,800円、乗車時間は3時間半。
「のぞみ」は、格安の金券ショップで12,700円の指定席も乗れる回数券を購入。

切符を買った後、仙台から帰省している二男を励ますため妻のご両親が催してくださった昼食会に参加のため伏見するため伏見の「とりせい」へ。
いい一日になりました。


本日のウオーキング歩数、11,072歩。(うちエクササイズウオーク9,74193歩)、消費カロリー472kcal、脂肪燃焼量29.2g。

2011年8月19日(金)




京都駅に到着。
こんなお人形さんが迎えてくれました。
京都らしさが漂います。



京都駅の建物内にある「JR東海ツアーズ」で、東京行きの往路用の「ぷらっとこだま」の切符を購入。
その後、今度は帰路用の「のぞみ」の切符を買いに高辻通り新町にある金券ショップ「リフォルテ」を目指します。
その途中にある繁盛神社にお参り。



繁盛神社の説明。
次に、神社北西にある班女塚へ。



何だかバレエ・スタジオの敷地内に入るようで抵抗がありますが、通行は自由。
ここを直進し、奥にある班女塚へ。



班女塚、と言うか班女石。
前回来た時まであった、石の前の祠がなくなっていました。



班女石。
塚に関しては「宇治拾遺物語」の「長門前司の娘、葬送のとき本の処に帰る事」と題した話に詳しく書かれています。
「今は昔 長門前司といふける人の 女二人ありけるが 妹は人の妻にてありける。妹はいとわかくて 宮仕へぞしけるが 後は家に居たりけり。 わざとありつきたる男もなくて・・・・」という文で続きます。
要約すると。
ここに住んでいた長門前司の二人の娘のうち、下の娘が未婚のまま病死しました。
妹の遺体を墓地に運ぶと、なぜか墓地に着いてみると棺の中は空っぽ。
家人は「不思議なことがあるものだ。」と首をかしげながら帰宅すると遺体は家の戸口に戻っていました。
何度も何度も葬送するのですが、その都度家に遺体が戻ってしまいます。
人々は、「娘は死んでもここにいたいのだろう。」と考え、家の側に塚と祠をつくって祀ったということですが、それがこの塚なのです。
かつては、この塚の前を未婚の女性が通ると結婚できないと恐れられていましたが、それがいつ頃からか、商売繁昌・縁結びの神様として信仰を集めるようになったとされています。
でも今でもこの班女塚に未婚の女性が近づく、ましてやこの石に触るなんてのは絶対にタブー、そんな雰囲気が今でも残っているのも事実。



班女石横にある住吉勧進社(石塔)。



ズーム。



こんな物も近くに。



延命地蔵菩薩も。



班女塚の横には繁昌神社の倉庫が。
室町高辻という賑やかな街の一角に、ポツリと存在する静かで不思議な雰囲気が漂うゾーン。
かつては、不運の女性の霊を慰めるため裸の男たちが神輿を担ぐ行事も行われていたようです。
でも今はもうそんなことは行われていません。
京都は実はかつて「魔界」とされていました。
そんな「不思議の都」京都の姿を今に残す場所の一つがここなのです。



古い倉庫です。
以前来た時に写した繁盛神社の写真の1枚が、変に青っぽく写っていたことを思い出しました。



班女石をあとにして、金券ショップへ。



帰路へ。
素敵な歴史ある建物だった成徳中学校が無くなっており、校舎跡地の一部が消防分団になっていました。



旧・成徳中学校校舎。
成徳中学校は統合で廃校になったようです。



歴史を感じる建物の入り口。



歴史と、そして卒業生の心を踏みにじって、くだらないものができていました。



残された校章。



中学校跡地に建つ石碑。
私の出身高校も「統合」で消え去ってしまいました。
32年間の教員生活の中で、勤務校が統廃合で消えてしまう体験もしました。
統廃合で学校をなくしていくら予算が削減できるのか分かりませんが、そんな金額計算よりは「まず無駄を省く」という行政の姿勢が大事。
地方自治体や学校でも、管理職を中心とした天下りが半ば公然と行われている事実。
その実態を、42年間の公務員生活を送った私は嫌というほど知っています。
だから「財政状態が極めて厳しい、だから経費削減のため学校を統廃合します。」という安易な発想は私にはとても納得できません。



ここにはかつて小学校があったようです。
軟式野球発祥の地でもあるようです。



昼食会場へ行くため、京阪電車本線・四条駅へ向かいます。
途中で、こんな店を見つけました。



石畳の路地にはこんな店も。



いい雰囲気のお店です。



東華菜館前へ。



東華菜館の入り口。



ここ東華菜館には、現役で動く日本最古のエレベーターがあります。
職場の忘年会がここであった時に、そのエレベーターに乗ったことがあります。
忘年会のレポ。
http://www13.atpages.jp/godzillagogo/091222.html



京阪電車特急に乗車。
京阪新型3000系車両です。



久々の、生活近隣場所を離れてのウォークでした。
汗をさほどかかなかったので、天気予報で言われていた「涼しくなる」ということでしょうね。
でも夜のニュースでは、前日より気温が一気に17℃も下がったところがあったり、大雨が降ったりしたと報道していました。
かなり荒れた気象の一日だったようです。



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