今日は、三室戸寺の千日参りの日。
この日にお参りすると、千日お参りしたのと同じく功徳ががあるとか。
毎年お盆には、ご先祖さまをお迎えするために三室戸寺に行きます。
例年なら勤務先の学校が夏休みに入るので、休暇を取ってゆっくりできる時期。
でも、教師を3月末で退職して初めて迎えたこの夏には、4月から就いた仕事が一時なくなり無給に。
2ヶ月近くも無給では困るので、この夏はプール監視のバイトに励んでいます。
プール監視のバイトは日給制なので、休みは極力入れずに可能な限り勤務日にしました。
ゆえに、今年はご精霊さん(ごしょらいさん)を終えて帰宅した後、プール監視の仕事に出かけます。
この4月から、働いても現職時代より収入が5分の1以下に激減。
なのに、今年の夏休み期間中は現職時代よりはるかに忙しい。(+_+)
2011年8月9日(火)
仕事があるので、早朝に三室戸時に来ました。
まだ日の出を迎えていません。
境内へ。
千日参りの日は500円の入山料は不要で、フリーで境内に入れます。
緑濃い境内。
茶畑のように見える植栽は、おそらくアジサイだと思われます。
階段を上がります。
これまではずっと母が来ていたのですが、母はもうこの階段を上がることができません。
ここにに限らず、多くの寺院でバリアフリー化はかなり遅れているなと思います。
階段。
朝鮮鐘の龍頭が置いてありました。
三室戸寺の本堂。
兎の像が。
ここら辺り一帯はかつて菟道(うじ)と呼ばれ、称され旧宇治の中心地の一部だったのです。
兎の脚元にある球の中に卵状のものがあり、それを立てることができれば運気が上がり足腰が健全になるとされています。
私は卵を立てることができました。
牛の像。
お腹に窓のようなものが見えています。
この窓をのぞくと、牛の木像が見えます。
牛の木像は、昔から伝わるとある話でそれが造られた経過が残されています。
源氏物語宇治十帖「浮舟」の古跡。
普段は有料ゾーンの三室戸寺の入山。
でもこの日だけは入山がフリーとなります。
宇治十帖の古跡を追うウォークで、唯一有料なのがここ三室戸寺境内にある「浮舟」の古跡。
三室戸寺境内に咲くハスの花。
境内の風景。
ゆっくりと境内をめぐります。
三室戸寺境内には多くのハスの花が咲いています。
ただこのハスは池に植えられているわけではなく、それぞれの株が大きめの壺に植えられているのです。
美しいハスの花。
帰路につきます。
階段の左側にある石像を一心不乱にさすっている人がいました。
陽が昇りました。
朝日に影が長くのびています。
今日も暑くなりそう。
山門脇の石地蔵様。
山門をくぐり境内をあとに。
帰宅したら仕事に行く準備をしなくては。
今日もカンカン照りのプールサイドで、8時間もの間直射日光を浴びながら監視業務を行うことになります。
今日も暑いだろうなあ・・・・・・・・・・。
退職したら生活が一変するかなと思っていたんですが、実際にはそうでもありませんでした。
暑い暑い夏ですが、連日の屋外勤務でもへこたれるわけにはいきません。
頑張らなくては。
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