3日前に母親が肺炎で入院。
3月末に退職してから初めて迎えたゆっくりした日曜日なのでウォークに行こうと考えていたんですが、母の入院があるのでウォークに出かけるのはやめました。
早朝と夕刻に「見舞いウォーク」をして、それをトレーニングウォークと位置づけて一日を過ごしました。

本日のウオーキング歩数、15,935歩。(うちエクササイズウオーク11,160歩)、消費カロリー514kcal。

2011年4月17日(日)




早朝。
母親が入院している病院へ速歩で到着。
3年前のちょうど今頃、母は信頼していた主治医の誤診で肺炎を見逃され、肺炎が両肺に広がり手がつけられない手遅れ状態になってからこの病院に入院しました。
入院して数日経った夜中、「残念ですが・・・・。朝まで持ちません。」と病院側から告げられました。
涙ながらに葬儀屋さんへ電話し、「もうだめなようです。ずっと家に帰りたいと言い続けていたので、ダメだったら一刻も早く家に帰してあげたいです。その場合には、連絡すればすぐに病院に迎えに来てもらえますか?」と問い合わせ、「可能です」との返答をもらいました。
でも、あまりにも苦しむ姿に耐えられず主治医に人工呼吸器の装着を依頼。
人工呼吸器の装着によって「時間」の余裕が生まれ、強力な肺炎治療薬を使うなどして奇跡的に母親は生還。
その時の主治医とは当然ながら縁を切りました。
訴訟を起こしていたら勝てたケースだと感じたものの、藪医者の顔を二度と見たくなかったので訴訟なども起こさず完全に縁を切りました。
写真のこの病院には母の命を助けてもらったので、本当に感謝しています。

前回の入院以来、3年の月日が流れました。
3年前のことで、当然ながら主治医を変えました。
その新しい主治医が月1回の往診をしてくださったのが、4日前のこと。
「風邪気味です」と伝えたうえでの診察でしたが「特に異常なし」でした。
でも夕刻から母は急に元気がなくなり、痰が絡んだ咳をし始めました。
「肺炎の初期症状だな」とピンと来たので、往診があったその日の夕刻に主治医に連絡し風邪薬の処方を依頼。
風邪薬を取りに行った際に、「明日の朝になっても風邪薬が効いていないようなら、入院も含めて検討して欲しい。」と依頼。
翌日、状態が決して良くなっていなかったので、すぐに主治医に連絡し紹介状を書いてもらいこの病院へ。
診察と検査の結果、「初期だけれど性質の悪い肺炎」との診断を受け、緊急入院しました。



病院での母の世話を終え、自宅に戻る際に見た美しい菜の花。
この菜の花は、アブラナではなく水菜の菜の花。
美しい花は、本当に心を癒してくれます。



夕刻にまた病院へ。
病室前の廊下から見る夕陽。
ただし、この夕日は前日のもの。
今日の夕刻は曇っていて日没を見ることはできませんでしたので、一日前の夕陽の写真を貼ります。


命の大切さ、そして家族の大切さ。
痛いほど強く感じます。
特に最近は。
人の命をもてあそぶかのような犯罪が後を絶たないなど、一部の人とは言え人心は荒廃。
また今回発生した関東東北大震災では、主たる災害に加え「人災」としか思えない原発の「事故」が、被災した人々に苦しみの追い打ちをかけます。
残念でなりません。
「人っていいものだ。」「人の命って本当に大事だ。」という当たり前のことを、全ての人が感じた上で行動して欲しいと心から思います。


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