今日は職場の送別会。
41年間の長きにわたり送る立場だった私が、ついに今回は送られる側に。
送別会が終わり、私は完全に前職とは縁がなくなりました。
「神経を使う仕事から完全に解放されるのできっと嬉しいだろうな。」と思っていたんですが、実際には想像していた以上に寂しさが募ります


本日のウオーキング歩数、約15,000歩。(万歩計を持参せず)

2011年4月1日(金)




朝8時半に勤務先だった学校に行き離任式に出席。
子ども達との悲しい別れを終えた後、帰宅。
帰宅してから庭仕事をしていてとってもおかしな感覚を覚えました。
「今日は平日。そして4月1日なので年度の最初の日。なのにここでこんなことをしていていいのかな?」って。
私はこれまで仕事で心理検査や発達検査をさんざんしてきましたので、「これはあまりよくない精神状態だ。心理状態を変えるため、違う場所で違うことをした方がいい。」と何となく感じました。
そこで庭仕事はもうやめ、鴨川沿いのシダレザクラがもうそろそろ咲いている頃なので、送別会が始まるより早く京都市街地に行ってシダレザクラを観ようと思い立ちました。
さっそく自宅を出発し、京都駅に到着。
いい天気!



鴨川沿いへ。
七条から五条の間は、もうシダレザクラの花が咲き始めていました。



ズーム。



旧遊郭である五条楽園にも行く予定ですが、シダレザクラの花を楽しむためまずは川端通りを五条まで歩くことにします。
清流が流れる風景にサクラの花は最高。






ピンクと白との饗宴。












さながらサクラストリート。
川端通り下の河川敷には、ずっと北までこのような自転車・歩行者専用道が整備されています。






シダレザクラウオッチを終え、五条楽園へ。
五条楽園の最北部には、この河原院跡があります。



河原院跡に立つ榎の大木。
この榎は、河原院内にあった、森の名残だとされています。



河原院の説明。
ここには書かれていませんが、河原院は京都の魔界の一つだと言われたりもしています。



榎大明神が祭られている社。



五条楽園ウオッチ開始。
洋風の郭跡の建物でしょうか。



ステンドグラス風の飾り窓。



二階。
あの窓で女性が「お兄さん、寄っていかない?」なんて風なポーズを取っていたのかもしれません。



お茶屋さん。
五条楽園は旧遊郭でありながら、未だに営業している店があるのです。
でもこの日は一斉の休業日なのか、一軒のお茶屋さんも営業しておらず全ての店の戸が閉まっていました。
お茶屋さんの休日は、年末年始と2がつく日だと聞いたことがあります。
でも今日は4月1日だから2が付く日ではないんですがねえ・・・・・・?



五条会館。
五条楽園歌舞練場の建物で、今ではここでコスプレ大会が開催されたりもしています。



銭湯も、遊郭の建物がそのまま使われています。



わお!
典型的な郭の建物ですね。



こんな路地の雰囲気が最高。



五条楽園の東端は鴨川に面しています。
五条楽園内から見る鴨川の風景。



このお茶屋さんも休みです。
営業中の店は、暖簾が下がり玄関の戸は必ず開いています。



高瀬川の清流。
五条楽園内には高瀬川が流れているのです。



河原町通りに出ました。
河原町通りから見る五条会館。
実に立派な木造3階建ての建物です。



再び五条楽園内へ。
このお茶屋さんは完全に廃業した雰囲気が感じられます。



高瀬川とサクラの花。
とっても素敵な風景です。



これも立派な建物。



入り口の屋根にはこんな鬼瓦が乗っています。



この建物には何だかとっても変わったものが壁に取り付けてあります。
窓をふさいだんでしょうか?



タイル壁の右上にはこんな物が。
小さいのにすごい迫力。



できることならこういう建物は末永く残して欲しいものです



玄関上の屋根の上の鬼瓦。
旧遊郭の鬼瓦ウォッチも楽しいものです。



五条楽園をあとにして再び鴨川沿いへ。
川沿いにきれいな菜の花が咲いていました



白い雪柳の花。
かたまって植えられているので、花のボリューム感が素晴らしいです。



大きく傾いた夕陽の優しい光を浴びるシダレザクラの花。



京都は間もなく、サクラの花が咲き乱れる1年で最も良い季節を迎えます。



「がんこ二条苑」に到着。
急に思い立って家を出てきたので、よく考えると送別会の案内を持ってきていないし送別会開始時刻が分からない。
しかも、ケータイの電池が完全になくなってしまい今何時なのかさえもわからなくなりました。
お店で「送別会は何時からですか?」と尋ねると「7時からです」との答えが。
そして「今何時ですか?」と更に尋ねると、「5時半です」との答えが。
ゲゲッ!まだ1時間半もあるぞ。



仕方ないのでもう少し歩くことに。
「がんこ」の玄関前にある石碑。
ここ「がんこ二条苑」があるこの辺り一帯は、角倉了以の別邸跡なのです。



河原町通りを南進。
河原町通りで日没を迎えました。



普段はほとんど履かない革靴を履いているので、歩いていると靴の中で足の指が痛くなってきました。
そこで、河原町御池交差点の北東にあるホテルロビーのソファで休憩することにしました。
ここは、家族が私の※暦のお祝いで食事会をしてくれた場所。
結構私が気に入っているホテルです。
音楽の迫力があるなと思っていたら何と!
生演奏が行われていました。



ホテルで15分ほど休憩し、再び「がんこ二条苑」へ。
時刻は午後6時15分。



店内へ。
喉が渇いて、その上空腹。
食べて食べて、そして飲んで飲んで飲むぞ〜。


送別され、私のこれまでの社会人生活は完全に終わったことを実感。
退職に伴って収入が激減することがとっても気がかり。

今月から新しく始める日給の仕事は、勤務日数が年間約200日。
日給が五千円ですから、年間収入は約100万円。
年収予定額を12ヶ月で割ると、月収換算で約8万円くらいしかありません。
それ以外の収入を計算しても、今日からの年間収入見込み額は現職時の3分の1足らず。
.
朝夕各2時間の勤務時間以外の日中の4時間は、フリーで使えます。
その日中の4時間でできる仕事を探し始めることにします。
でもまず、新しく就く仕事に慣れなくては。
新しい仕事を頑張るぞー!エイエイ オー。


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