今日は、朝から新幹線の切符を金券ショップに買いに行きました。
もちろんトレーニングウォークを兼ねて。

花が満開の「御池桜」を観に行きたかったんですが時間がなく断念。
その代わり、帰路で高島屋の屋上遊園地に寄りました。
デパートの屋上遊園地がほとんど姿を消してしまった今、高島屋の屋上遊園地は極めて貴重な存在。
でも遊具の老朽化が目立ち、貴重な存在である高島屋・屋上遊園は近いうちに姿を消してしまうかもしれません。

午後からは、某NOP法人の施設見学に行き、帰宅してからは庭の工事の打ち合わせ。
慌ただしく一日が過ぎました。

本日のウオーキング歩数、15,896歩。(うちエクササイズウオーク8,989歩)、消費カロリー530kcal。

2011年2月5日(土)




午後10時前に自宅を出ました。
今日はJRではなく京阪電車に乗ります。
旧宇治地区を歩いていると、こんな門がありました。
お寺でも何でもありません。
普通の民家の門なんですが、立派でかなり古い門のようです。



京の都と同じように条里制の都市計画が行われていた宇治。
この道は、その条里制の名残の道です。
道幅が1メートル余りの細い道の三差路。



この道も条里制当時の道。
溝蓋の幅を入れないと、道幅は1メートル半ほどしかありません。



世界文化遺産である平等院への表参道近くへ。
宇治茶販売店「寺嶋屋」の建物に「おかめとひょっとこ」の顔が。



京阪電車宇治駅に着き、車内へ。
車内の「あの日に帰りたい」シリーズの吊り広告に目が釘付けに。
私はこのシリーズの広告が大好き。



祇園四条駅に到着。
電車を下りて、まずは学生時代によく行っていたとっても素敵な喫茶店「ソワレ」へ。
懐かしい建物を観ようと思います。
確かここら辺りだったはず・・・。
あれ?!
き、巨乳専科だって。(@_@;)



「巨乳専科」の少し向こう側に「ソワレ」を発見。
しかし営業している雰囲気がまるで感じられません。
どうやら営業をやめてしまった模様。
「昭和の京都」がまたひとつ消えてしまいました。(T_T)



ビルの間に挟まれて窮屈そうに建つ「ソワレ」の建物。
近いうちに解体されてしまうような予感がします。
ソワレとその建物が無くなってしまっても、私の心の中に「ソワレ」は永遠に存在し続けます。
さようなら、ソワレ。



喫茶ソワレをあとにして、次に私が調べた中では一番価格が安かった金券ショップへ。
京都には他にも金券ショップが数多くありますが、今日訪問したリフォ※テという金券ショップが最安値。
リ※ォルテの京都本店は、高辻通新町西入ルにあります。
ショップで京都〜東京の新幹線切符を1枚あたり12,500円で、そして6枚購入。
定価が13,520円なので、1枚当たり820円のお得。
6枚だと4,920円も経費節減。
切符を購入して、ショップ近くの繁盛神社へ寄ります。



繁盛神社ってとってもいい名前ですが、元は班女神社という名前でした。



繁盛神社の少し西側から「班女塚」へ行ける路地があります。



何だかバレエ・スタジオの敷地内に入るようで抵抗がありますが、通行は自由。
奥に班女塚が見えています。



班女石。
この石の後ろに班女塚があります。
この塚に関しては「宇治拾遺物語」の「長門前司の娘、葬送のとき本の処に帰る事」と題した話に詳しく書かれています。
「今は昔 長門前司といふける人の 女二人ありけるが 妹は人の妻にてありける。妹はいとわかくて 宮仕へぞしけるが 後は家に居たりけり。 わざとありつきたる男もなくて・・・・」という文で続きます。
要約すると結構怖くて不思議な内容。
そして拾遺物語に記されている場所がまさにここ高辻室町なのです。
興味ある方は、ネットで「班女塚」と「宇治拾遺物語」の二つの言葉で検索してみてください。
観光京都とはまた違った京都の別の顔が見えてくるはず。



繁盛神社の由来書き。



この近くを独身女性が通ると結婚できなくなるなどと言われています。
しか〜し!
この班女石は路地沿いにあり、その路地は仏光寺通りと高辻通りとを結んでいるのです。
だから、今日は見ませんでしたが、前回来た時には私が石を見ていと若い女性が結構通っていました。
カツカツカツとハイヒールの音を響かる20才程の女性が、あるいは自転車に乗った中学生や高校生の女生徒が。
「お嬢さん達、大丈夫?」などと心の中で少し心配しましたが、おそらく大丈夫なんだろうなって思いました。



班女塚の横には繁昌神社の倉庫が。
室町高辻という賑やかな街の一角に、ポツリと存在する静かで不思議な雰囲気が漂うゾーン。
かつては、不運の女性の霊を慰めるため裸の男たちが神輿を担ぐ行事も行われていたようです。
でも今はもうそんなことは行われていません。
京都は実はかつて「魔界」とされていました。
そんな「不思議の都」京都の姿を今に残す場所の一つがここなのです。



班女塚北側の路地。



御室桜を観に行きたかったんですが残念ながら時間がありません。
そこで、電車に乗る前に高島屋へ寄ることに。
ここ高島屋には、今や極めて貴重な存在である屋上遊園があります。
「あります」と言うより、「残っている」という言い方の方がよりふさわしいかもしれません。



いい天気の土曜日なのに、屋上遊園には子どもはおろか誰ひとりいません。
この屋上遊園も、あるいは近いうちに姿を消す運命なのかもしれません。



アンパンマン、バイキンマン、ドキンチャン、カレーパンマンが勢ぞろい!



ズラリと並んで子どもたちを待つ遊具。



使われなくなった馬の遊具が、人間に対して心を閉ざしていた少女と交流。
少女は次第に心を開いていくが、ある日突然その馬の遊具が撤去され少女は泣きながら自らの想いを周囲の人に訴える。
そのことで少女は人との交流ができるようになる・・・・・・・・・。
そんな本を読んだことを、なぜかふと思い出しました。



錆びて老朽化が進むロボット。



マジンガーZでしょうか?
右手に持つロケット砲が光りましたが、おそらくロケット砲を発射したものだと思われます。
君の頑張りはgodzillaがしかと目撃しましたよ、マジンガー君。(#^.^#)


「不思議の都」京都。
様々な物が残っていますが、無くなっていくものも多くとっても残念です。
高島屋の屋上遊園は、青空のもとでもう一度しっかりと写真を撮りたいと思います。


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