今日は千日参り。
御先祖様を迎えるため、朝早くから三室戸寺に行きました。

2010年8月9日(月)




朝7時半過ぎに三室戸寺に到着。
この日にお参りすると千日お参りしたのと同じ功徳があるとか。
この日は入場フリーで、朝は5時から門が開きます。



強烈な朝日に照らされながら山門をくぐります。



境内の石地蔵さま。



強烈な階段。
どうしてお寺はバリアフリー化されていないのかなあ・・・。
家族は階段を上ることは無理と判断し、私だけが御先祖さまのお迎えに行くことにします。



卒塔婆を書いてもらうのに待っていると「奥へどうぞ」の声が。
奥へ行くと僧服でなく普通の服を着た人がいて、その人に書いてもらいました。
「何だか値打ちがないな。御精霊さん(ごしょらいさん)の時なので、僧服くらい着るべきだ。」って感じました。
受付で卒塔婆を書いてもらい、本堂へ向かいます。



境内ではハスが数多く栽培されています。



卒塔婆を本堂横の受付に持っていくと、係の二人は無駄話の真っ最中。
「お願いします。」と声をかけても「御苦労さまです。」の言葉もなく、二人でおしゃべりに夢中でこちらを完全に無視。
「あれは千円やろ。」などとくだらない会話が聞こえてきました。
三室戸寺は境内に外車が駐めてあるので、位が上の僧侶が乗っているのだと思います。
お寺は素敵なのに、何度来ても人的資源がお粗末すぎる印象を受けます。
外車を買う金があるならそれでバリアフリー工事をし、お年寄りや体の不自由もお参りできるようにしたらいいのにとも思います。



卒塔婆を受付に渡した後、本堂にお参り。
お参りを終えてから、線香をお供えします。



「精霊お迎えの鐘」をつきます。



源氏物語・宇治十帖「浮舟」の石碑。



戻ることにします。
あと少ししたらボランティア活動に参加する時刻になります。



境内に咲くハスの花。



きれい。






本堂がある階段の上は狭いのですが、階段下の境内はかなり広大。
ここにアジサイなど様々な花が植えられています。



毎年、御先祖様をお迎えに行く三室戸寺。
でもあまりいい印象を持ちません。
私はボランティア活動でも最大限のサービス精神で笑顔を絶やさず人と接しているのに、安くないお金を払って書いてもらった卒塔婆を「お願いします」と声をかけ渡しても、おしゃべりに夢中で返事さえしない係員.
どう考えても変だし、不信感を持ちます。
でもいいです。
それを「他山の石」として、私は私で成長していこうと思うので。


ホームに戻る









inserted by FC2 system