今日は、社会福祉協議会の行事に参加。
行事終了後、流れが蘇った堀川に行きました。

本日のウオーキング歩数、約20.000歩。

2010年8月7日(土)




堀川通りを北進し、西本願寺南隣の興正寺に到着。
境内へ。



興正寺境内から聚楽第・悲雲閣を眺めます。
悲雲閣は普段は非公開ですが、興正寺境内からなら年中こうして観ることができるのです。



猛暑と少雨で寺の前の堀は水が枯れています。
でも少し残った水がある場所でカモの親子が水遊び。
手前の一羽がお母さん(お父さんというイメージはなぜかありません)で、他の6羽が子ども達。
子どもたちは一心不乱に水遊びに興じていますが、お母さんは心配そうに周りをキョロキョロと見ています。
可愛い我が子達が外敵に襲われないか警戒しているようです。



興正寺の北隣の西本願寺へ。



お参りした後、広大な境内を周ります。



境内北東角にある太鼓楼。
新撰組はここを屯所として、境内で大砲を撃ったり実弾射撃をするなど乱暴の限りを尽くしたそうです。



太鼓楼の説明。



境内を後にしてウォーク再開。
すごい名前の店ですが、ここは仏具屋さん。
西本願寺の周辺には多くの仏具屋さんがあります。



堀川通り沿いにこんなものがありました。
ガラス面に涼しげに水が流れ、前にはベンチが置いてあります。



赤信号で止まると、交差点の土がある部分の植えてあるヒマワリの花が目に入りました。
街の真ん中に咲く夏の花って風情があります。



二条城前に到着。
堀川の流れは、ここから一条戻り橋までの間が蘇りました。
50年前に水がない川になってしまった堀川に水が流れる。
素晴らしいことです。



復活した流れを説明した案内板。



故・高野悦子さんがかつてアルバイトをしていたことがある京都国際ホテル前を通過。



蘇った堀川の流れ。
旧暦の七夕に関連した行事があり、七夕飾りが。
午後7時からはREDライトによるライトアップが行われています。



とってもいい感じ。
でも暑いです。






川沿いの遊歩道には様々な展示物が。
いずれも夜になるとライトが点灯されイルミネーションに早変わり。
これは「竹の草」です。



かつての堀川では、染め物の布を洗うのに川の水が利用されていた時期があります。
これはその歴史をイメージ化したものなのかもしれません。
布は川の流れの中にも延びています。



これは「七夕の為のブーメラン」で、「夢は叶えられて戻ってくる」との説明が。
京都市立芸術大学・芸術学部デザイン科2回生のみなさんの作品です。
堀川の水深は3cm程。



七夕行事の最大のイベントがこれ。
長大な竹のトンネルが作られており、午後7時になるとライトが一斉に点灯されこのトンネルは光のトンネルになるのです。



「輪廻」。
京都造形芸術大学・美術工芸学科染色テキスタイルコースの学生の作品です。



なんとも素敵な作品。



出水橋下通過。
「出水」という地名通り、このあたり一帯はよく水の害を受けていた場所です。



私たち夫婦が結婚式を挙げたた場所が見えています。
あれから何年経ったのだろう」う・・・・。(遠い目)



こんなトンネルをいくつもいくつもくぐります。
上は橋で、堀川を渡る道路になっています。



町中に忽然と姿を現した清流は、早くも市民の憩いの場になっているようです。



水遊びする子ども達。
この水は琵琶湖疏水第二分線の松ヶ崎疏水の水、つまり琵琶湖の水なのです。



11年の年月をかけて工事が行われ蘇った清流。
素晴らしいと思います。



一条戻り橋に到着。
不思議な伝説がいくつも伝わるミステリアスな橋です。



陰陽師として名高い安倍晴明に仕える式神が棲んでいたとされる橋の下。
当然ながら今はもう式神はいませんが、それでも一種独特の雰囲気が漂っています。



一条戻り橋の説明。



一条戻り橋の上流。
橋の下流とは全く違う景観。
堀川は、1200年前の平安京造営の際に運河として開削された人工河川なのです



水が激しく流れていました。



この上から水が激しく流れてきています。
子ども連れの人が子どもに「葉っぱが詰まっていたわ。」と話していました。
どうやらその人が詰まっていた葉っぱを取り除いたようです。
だから水が急激に流れ出した模様。
流れ口に木の葉が詰まって水の流れが悪くなっていたためか、この上流の水深は30cm以上もありました。
小さい子なら水の事故に遭う可能性もある水深です。
戻り橋より上流のこの場所だけは危険なので人が入らないように柵がしてありますが、「木の葉を取り除く」などのメンテナンスを市民ができるようにした方がいいのかもしれません。



戻り橋上流の遊歩道。
涼しげな風が吹いていて、都会のオアシスの雰囲気。



道路に上がり、戻り橋を眺めます。



戻り橋の説明。



晴明神社へ。



晴明神社境内にある、かつての戻り橋。
今の戻り橋は架け替えられたものなのです。
車などなかった昔は、橋もこの広さで十分だったんでしょうね。
ただ、こんな狭い橋の上で深夜に絶世の美女(鬼女)と出会ったら嬉しい・・・基!怖いでしょうねぇ。
だってこんな狭い橋なので、前から誰かが来たら絶対に無視して通り過ぎるわけにはいきませんもの。



旧橋の脇にたたずむ式神像。
なかなか迫力ある顔をしています。



境内に咲く桔梗の花。
境内には「桔梗が咲きました」と書いた張り紙がありました。



桔梗は白とブルーの二色が咲いていました。



境内にはこうした不思議な話がいくつも書いてあります。



晴明のお母さんは信太山のキツネだったという説もあるんですね。



境内の御神灯。
独特のマークがついています。



厄除桃。
撫でたら厄除けになると書いてあったので、しっかりと撫でておきました。



本殿の瓦にも五芒星のマークが。



境内に湧く「晴明井」。
かつて晴明公邸に湧いていた名水です。



名水の説明。



晴明神社は道路で二ヶ所に分断されています。
その道路沿いには陰陽師グッズのお店が。



晴明神社でUターンし帰路に。
二条城前を通過。



堀川通りをどんどん南進。
左女牛井(さめがい)跡へ到着。
説明を読みます。



今は碑があるだけ。
水は枯れてしまっています。



堀川通りの遊歩道の街路樹に実がついていました。



普段は何十km歩いても足が疲れることはないんですが、この日は何だかとっても足が疲れました。
西本願寺の休憩所で一休み。
よく効いているエアコンにほっと一息。
昔の火鉢が置いてありました。
我が家にも昔は火鉢がありましたが、こんなに上等ではありませんでしたねえ・・・・。



一息ついてウォーク再開。
京都駅八条駅側にできたイオンモールに寄ってみます。
人の流れが以前とは明らかに変わっており、京都駅からイオンモールに多くの人が移動する新しい人の流れができていました。



モール内の電気店で品定め、と言っても特に何も買いませんが。
でも安い!
DVDディスクが1枚24円でした。
電気店を一回りした後1階へ。
「懐かしの駄菓子」コーナーがありました。



駄菓子の数々。
飛ぶように売れていました。



1階の店には、こんな巨大な水晶が置いてあるところもありました。




暑い暑い毎日。
今日のウォークでは何だか脚がとっても疲れました。
暑さのせいか、はたまた最近あまり歩いていないからか。
涼しくなったらまた激歩予定ですが、極端に暑いこの夏はほどほどに歩こうと思います。


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