梅雨末期の局地的な豪雨で各地に被害が出ています。
近畿でもひっきりなしに警報が発令され、大変な状況に。
京都でも昨日は鴨川が大増水し、納涼床の脚が濁った濁流に洗われました。
鴨川の西側に流れる小さな川「みそそぎ川」の水もあるいは鴨川の濁流と一体化したかもしれません。
そんな今の時期、流れ橋が心配になり仕事の帰路で寄ってみました。

2010年7月15日(木)




大雨警報や洪水警報が次々に出される気象では自転車通勤はできません。
自動車通勤の帰路で、流れ橋近くの「車止め」近くに車を置き木津川堤防へ。
北側の空が凄い雲に覆われています。
地平線に近い位置に浮かぶ数多くの小さな雲は雷雲で、ゴロゴロと不気味な音を立てていました。



北北西と思われる方向。
こちらも、かなりの雲が空を覆っています。



北西と思われる方向の空。
何とも言えない醜悪そうな雲が一面に広がっています。



久御山町側の流れ橋。
流れ橋に影響があるほどには水位が上がっていないので、ひと安心。



流れ橋に影響がある水位ではありませんが、それでも普段とは比較にならないほど水量が増えています。



木津川は「大増水」と言うまで水位は上がっていませんが、それでも水の怖さはこの水を見ているだけで十分に伝わってきます。



帰路に。
木津川右岸堤防に戻ると、更に凄い空になっていました。
雨もポツリポツリ。



ほんの少しだけ歩いた時、何だか違和感を感じました。
前方の空は真っ黒なのに、辺り一面がとっても明るくなってきました。
チラリと頭上の空を見ると、白い雲が明るく輝いていました。
右岸堤防がこんなに明るくなり、「突然雷が激しく落ちるなどとんでもない天変地異が起こるんじゃないかな?」ととっても気持ちが悪くなりました。
辺りが驚くほど明るくなったのに、雨はそれとは反対にやや強さを増し始めました。



ゴロゴロと空が鳴るのに、周りの風景がこんなにも明るいなんて・・・・。



と思っているうちに、急激に雲がこちらに近づいてきました。
あっという間の雲の接近に驚きます。



堤防を下ります。
この道をあと50m程下る所に車を駐めています。



もうあと少しで車に着きます。
きれいな花が堤防の土手に咲いていました。
車に乗った直後から本降りになり、帰路でバケツをひっくり返したような豪雨になりました。
しかし幸い、豪雨は5分程で小降りになりました。



今年の梅雨末期。
各地で大きな爪痕を残しています。
被災者の心情を思うと胸が痛みます。

ところで。
鴨川の増水で気になった「みそそぎ川」と、そして高瀬川の全貌を追って一度歩いてみようかなって今日考えました。
「みそそぎ川」は人工河川で、東一条付近の鴨川に取水口があります。
高瀬川は今現在「高瀬川」と呼ばれている川に加え、東高瀬川・西高瀬川・旧高瀬川・古高瀬川などの流れもあります。
いずれも水運などと密接な関係がある河川で、私は今現在その全貌を把握していません。



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