今年の梅雨入りは遅く、しかも雨の降り方が結構激しい。
そんな梅雨の合間の快晴との予報の一日。
久々の自転車通勤をしました。
自転車通勤の帰路では、台風の被害で流出し8か月ぶりに通行可能になった流れ橋を渡って帰宅しました。


本日のウオーキング歩数、24,054歩。(ただし万歩計を装着しながら自転車を漕いだ数字。ウオークとは全く無関係)

2010年6月24日(




久々の自転車通勤。
時計を見て「時間的に始業前に確実に職場に着ける。」ということを確認してから、国道1号線の木津川大橋で一時停止。
木津川の流れを見ます。



梅雨の合間の晴れ間の男山団地方面。
写真中央のやや右よりをよく見ると男山団地中央センタービルが見えています。
あそこまで今から10分弱でぶっ飛ばさなくてはなりません。



初花堂(しょうかどう)庭園前通過。
でもここに松花堂があったわけではありません。
松花堂は男山の中腹にありました。



一日の勤務終了!
湿度が低く気温が高く、とっても暑い日でした。
屋外勤務でかなり日焼けし、その後はエアコンがない屋内での勤務。
心身とも疲れましたが、幸い勤務時間終了後にすぐに職場を出ることができました。
当然ながらすぐには帰宅しません。
橋本に寄りました。
お風呂屋さん前通過。



橋本は、旧遊郭。
それらしき建物が今でも残っています。



いいですねえ・・・。
いつまでも残って欲しい建物です。



魔除けの「鍾馗さん」。
隣の鬼瓦のある家がその鬼瓦で防いだ災いが自分の家に降りかかることを、この鍾馗さんに防いでもらうのです。



橋本の家並の背後西側。
川があります。
かつての遊郭は、遊女の逃亡を防ぐため背後には河川が、そしてメインストリートには役人の詰め所があることが多かったようです。
その名残で、いまでも旧遊郭の出入り口付近には交番があることも多いですよね。



橋本の家並の裏口の東側の風景。
こんな川を越えても、捕まる可能性が高い逃亡。
おそらく誰もする気にはならないと思えます。
当時の遊女は、決して「自由意思」で売春をしていたわけではないのです。



2010年の風景と思えないほど味があります。
それにしても、こんな風景が一体何年続いてきたのでしょうか・・・・。
素晴らしい風景が今も残っていることに感動します。



京阪電車本線「橋本駅」へ。



駅前の飲食店。
昭和の香りがプンプン漂ってきます。
看板だけでなく盛業中。
だって、店内から談笑する声が聞こえてきましたもの。



「八幡宮」の常夜灯。
言うまでもなく、石清水八幡宮の常夜灯です。
なぜか、民家の敷地内にあります。



石清水八幡宮の「下院」へ。



緑多い境内。
でも短パン姿なので蚊に刺される可能性が極めて高め。
早々に境内を後にします。



久々に訪れた安居(あんご)橋。



安居橋。



「あおぞら」@安居橋。



写真下手のgodzillaですが、この写真はとっても気に入りました。
うまい下手ではなく、こんな写真が私は大好き。



飛行神社へ。
もう境内へは入れない時間です。



境内に鎮座するジェット機のエンジン。



木津川畔へ。



ここ京阪電車・木津川鉄橋から大阪湾までは約37km。
スピードにもよりますが、自転車でここから大阪湾へはおよそ2時間あまりで行くことができるのです。



久々に走る自転車道。



復旧した流れ橋へ到着。



流れ橋へ。
普段よりかなり人出が多め。
再開通したからでしょうか?



流れ橋の八幡市側にある「流れ橋 上津屋橋」の小さな石碑。
よく見ると、かなり欠けています。
これは「記念に」と割って持ち帰る輩がいるため。
最低の行為ですが、割って持ち帰ったものをいったいどうするのでしょうか。
割ったものはただの石だし、それを「藤田まことの石やど。」と人に自慢するのは「おれは犯罪者」と宣言するのと同じ。



石碑の裏には「寄贈 藤田まこと」の文字が。
「必殺仕置き人」で名をはせた藤田まことさんは、かなり頻繁にここ流れ橋に訪れていました。
藤田さんの持ち歌に「木津の流れ橋」というものがありますが、皆さんはその歌を御存じですか?
godzillaは、その歌を知りません。(^_^;)



橋が流れ去ってしまわない構造を見ます。



再開通した流れ橋。
ワイヤががっちりと橋脚と橋げたにかかっているのが分かります。



これが流れ橋の構造の根幹。



流れ橋上のクロスバイク「あおぞら」。



新しくなった流れ橋。



流れ橋の上から木津川上流を眺める「あおぞら」。






久御山町側から見る流れ橋。
ここからみると、久御山町側の橋脚は明らかにコンクリート製。
流れ橋の説明で「日本最長の木造橋」と言う言葉をよく目にします。
なぜ「日本最長」ではなく「日本最長」と説明されているのか。
それは、コンクリート製の橋脚がこうして一部あるため、流れ橋は実は純粋な意味では木造橋ではないのです。
だから流れ橋は「日本最長の木造橋」とは言えず、その長さと、構造のほとんどが木造のため、「日本最長の木造橋」という極めてあいまいな表現で説明されているのです。



日没。



木津川右岸堤防から見る久御山町の田園風景。
日本の豊かさを実感します。


久々の自転車通勤。
いんや〜、自転車通勤って本当に素敵です。


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