二ヶ月ほども長距離を歩いていませんでした。
でも今日、久々に日の出前に目覚めたので、「朝飯前」のウオークを約1万歩実行。
帰宅してから朝食を終え、「午後からは久々の長距離ウオークをするぞ!」と決めにもかかわらず、用事ができたので午後からが京都駅まで電車で移動し、ほんの少しだけ鴨川沿いの「花見ウオークを」楽しみました。
京都駅前では、予約していた「青春18切符」をチケットショップで購入。
チケットは妻との日帰り予行で使う予定で、それを購入できたので結構いい一日になったな。
本日のウオーキング歩数、23,496歩。(うちエクササイズウオーク16,439歩)、消費カロリー823kcal。
2010年3月22日(月)
JRで京都駅着。
早朝の宇治橋通り商店街へ。
昔からある防火用水を見ます。
日の出直後の宇治橋通り商店街。
こんな風景を見るのは数年ぶりと言うか、ひよっとしたら初めてかも。
数年前の新潟行きでは日の出前の宇治橋通りをほんの少しだけ歩いてJR宇治駅に行きましたが、早朝の宇治橋通り商店街をここまでしっかり見た記憶はありません。
昭和初期の建築物としては珍しい、鉄筋コンクリート二階建ての建物。
薬局として現役で利用されています。
東西に、まるで碁盤の目のように道路が張りめぐらされていた都市計画を「条里制」と言いますね。
その典型が、今の京都市。
その京の都と同じような条里制による都市建設が、かつての宇治にもありました。
この道路は、その条里制の時の道が今に残っているものの一つ。
早朝の、平等院境内。
平等院は世界文化遺産です。
あと2時間ほどでこの庭園は一般公開されますが、無人の今はとっても静か。
平等院山門。
宇治川左岸堤防へ。
何と!橘橋近くではもう桜の花が咲いていました。
橘橋へ。
塔の島へ。
ここでもサクラの花が咲いていました。
とってもキレイ!
塔の島(橘縞)から見る宇治川奔流。
早朝の淡い光が水面に反射して輝いています。
宇治公園の桜の開花状況は、およそ10%程かな。
こんな時間に宇治公園に来たことは一度もありません。
朝日を浴びる宇治川派流の何だか面白い風景の写真が撮れました。
塔の島の枝垂れ桜。
開花状況は3割ほど。
枝垂れ桜の花をズーム。
朝霧橋を渡りながら後ろを振り返ります。
平等院境内にある宝物殿の姿が見えますが、あの宝物殿は伏見城の遺構だとされています。
朝霧橋東詰の「匂宮と浮舟」の像。
「花の寺」と呼ばれている恵心院境内へ。
スイセンのきれいな花が咲いてました。
恵心院境内の「キフジ」の花。
本堂へお参りした後、境内を歩きます。
とってもいい香りを漂わせる沈丁花の白い花。
恵心院の説明。
恵心僧都源信というのは、比叡山での修業を終えて東福寺近くの羅刹谷(らせつこく)を通った際、当時そこに棲んでいた鬼女「羅刹」にたぶらかされずに無事に下山したことでも知られる僧。
私はかつて、その「羅刹谷」の場所を探したことがありました。
様々な伝説がある羅刹谷は、実はもう今は道路になっているんです。
恵心院を後にして再び宇治川畔へ。
「匂宮と浮舟」の像を見ます。
像近くに咲く椿の花「ヒカルゲンジ」の説明。
「ヒカルゲンジ」の花。
宇治川右岸を北進。
素晴らしき我が故郷。
離宮水。
今ではもう名水がわいているわけではなく、出ているのは水道水。
離宮水近くに咲く椿の花「ゲンジグルマ」」の説明。
花も咲いていましたが、花はもうおしまいの風情だったので写真には撮りませんでした。
京阪電車・宇治駅近くへ。
正面に見えるのは、ユニークな建築物である「京阪電車宇治線・宇治駅」の建物。
宇治橋東詰め。
そこには旧宇治橋の「三の間」が保存してあります。
朝日を浴びる宇治橋。
宇治橋の南側には旧宇治橋の橋脚が今も残っています。
JR宇治駅前にある、匂宮と浮舟のモニュメント。
駅側から見たらきれいなんですが商店街から見たら錆が目立ちます。
宇治公園を後にして市役所方面へ。
宇治市役所前には、被爆当時の爆心地近くの川の護岸の石が展示されています。
これは沖縄戦で大きな被害を受けた首里城公園にあった石。
日本人全体が大きな犠牲を受けたかつての戦争責任は・・・・・?
広島の石もありましたが、写真には撮りませんでした。
市役所の立体駐車場前に咲く枝垂れ桜。
もう三部咲き程になってました。
写真をもう一枚。
自宅に帰り家の用事をこなしました。
午後遅くに昼食を食べずに京都駅まで電車で到着。
京都タワーを見上げます。
京都駅前には特設会場があり講演会が開催されていました。
時刻はもう午後3時前。
遅い昼食を摂りに、塩小路高倉のラーメン店へ向かいます。
不思議な言い伝えがある「わがた地蔵」前へ。
昼食を終え、チケットショップで「青春18切符」を購入う購入した後 河原町通りを北上。
新幹線「のぞみ」が停車する京都駅前でも、一歩路地を入ると今でもこんな家並みを見ることができるのです。
京都駅近くにあるお地蔵さま。
とっても大切にされていることがよくわかります・
旧遊郭近くの五条楽園近くへ。
五条楽園へ到着。
月曜日は休業なのでしょうか、ほとんどの店が閉まっています。
「旧遊郭」なのに、ここ五条楽園では今でも営業している店が何軒もあります。
五条楽園の中を流れる高瀬川。
桜の花には清流がとってもよくお似合い。
閉まっている店が多いので、旧遊郭の建物をゆっくりと見て回ることができます・
建物の歴史を感じさせる鬼瓦。
往時は「そこの男前のお兄さん!ちょっと寄ってらっしゃいよ。」なんて声がこんな建物の二階から聞こえていたのかもしれませんね。
京都駅から歩いてほんの10分余りでこんな風景が眺められる。
そんな京都って本当に不思議な街だなってつくづく思います。
旧遊郭の典型的ともいえる建物の玄関。
桜でしょうか?
とってもきれいな花が高瀬川に映えています。
花をズーム。
旧遊郭を、清流と花を楽しみながら歩く。
最高!
京都のメインストリートの一つである河原町通りの名前の元になったとされる「河原院址」。
とっても不思議な話が伝わる地です。
河原院址の説明。
河原院址東側。
かつて鳥居はあったように記憶していますが、こんな建物はありませんでした。
五条大橋を渡り鴨川左岸沿いへ。
もう桜の花がかなり咲いていました。
枝垂れ桜の花は、もう三分咲き以上になっていました。
素晴らしい!
桜の花に、清流が絶対的によく似合います。
京都が花で埋まる時期が「間もなく」ということを如実に示す風景。
この日の交差点には、私服で帽子を見て初めて警官だと分かる服装の警察官が極めて多く目につきます。
天皇が京都に来るという話を聞いたことがありますが、それが今日なんでしょうか。
もしそうなら、私の生活圏の至近にも天皇が来たはず。
雪柳の花も満開。
ほんまに、ようけの警官が。
私的にはこんな光景にはうんざり。
七条通を右折し鴨川を渡りました。
松明殿稲荷神社前へ。
七条河原町にある建物。
七条河原町交差点にある、歴史がありそうな建物。
一時間ほどの京都駅周辺のウオークを終え帰宅。
用事をこなし、京都駅前でもらった新聞を見ます。
京都駅ビルに展示されているを明治維新の人達の記録を、一度ゆっくりと見たいなって思います。
いよいよ京都も花の季節を迎えます。
秋の紅葉の時期と並んで、京都が最も美しく輝く桜の花の時期。
いい時期になりました。
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