今年の年末に私は世間より一足早く休暇を取っているので、今日は中山道ウオークを計画。
しかし天候がいまいちなので、結局中山道ウオークは中止。
「その代わり」になるかどうか、今日は宇治の戦時遺跡である陸軍宇治弾薬庫引き込み線跡をウオーク。

本日のウオーキング歩数、17,051歩。(うちエクササイズウオーク14,110歩)、消費カロリー644kcal。


2009年12月28日(月)




宇治弾薬庫引き込み線跡の高架部分。
イメージとしては、愛宕ケーブルの高架とほぼ同じ。
宇治弾薬庫引き込み線と愛宕ケーブルは、ほぼ同時期に建設されたことがうかがえます。



JR木幡駅を目指します。
お茶の花を見ます。
全国的に有名なブランドである宇治茶ですが、最近は宇治市内の茶畑はほとんど消滅。
貴重な宇治市内の茶畑に咲く花。
お茶は椿科の植物なので、花は今ごろに咲くのです。



JR奈良線の木幡駅に到着。
宇治弾薬庫火薬製造所で製造された火薬は、宇治弾薬庫引き込み線を通ってここまで運ばれ各地へ運ばれていました。



宇治弾薬庫引き込み線跡は、北に延びています。



引き込み線跡は、今は「木幡緑道」になっています。
右前方に椿の木が見えます。



きれいな椿の花が咲いていました。



ポカポカと暖かい夕陽を浴びながら緑道を進みます。



緑道が終り、廃線跡が忽然と姿を現しました。
この廃線跡は、宇治に今でも残る貴重な戦時遺跡です。
廃線跡はここから西にカーブします。



廃線跡を進んでいくと行き止まりに。
住宅街の生活道路を造るため、廃線跡はここで切り崩されています。



フェンスの隙間から前方を見ます。
これはどう考えても先には進めません。



一般道を歩き、廃線跡へ上がることができる場所に到着。



行き止まりだった先へ上がりました。
先ほど行き止まりになった東側を眺めます。



こjのレポの一番最初の一枚目の写真で、下から眺めた場所の上に到着。



廃線跡には、当然ながら手すりも何もありません。
その廃線跡から、下の道路を眺めます。



廃線跡が京阪電車宇治線の線路に前方を阻まれている部分。
ここからUターンしなくてはなりません。
普段は鍵がかかっているフェンスがなぜか開いていました。
でもこのフェンスの先は京阪電車の線路が下にあるので進むわけにはいきません。
Uターンします。
それにしても、このフェンスの鍵はどうして今日は開いているんだろう・・・・・・?
随分以前から開いているのかも。
「知らぬは行政ばかりなり。」ってことかも。



Uターンし、一般道を通り京阪電車の線路の下を越えます。
高さが1.2メートルしかないので、ここで書いてある通りに「上空に注意」したら頭を打つことは確実。
ここを通る時には「上空」は無視し、背中を丸めて通ることをお勧めします。



京阪電車の線路を渡り終えました。
引き込み線跡を振り返ります。
引き込み線跡はここで終わり、引き込み線跡はここから先は道路になっています。



引き込み線跡の道路。



引き込み線跡近くにあるパ※ソニックの工場。



通称「木幡池」へ。
でもここは木幡池ではなく、一級河川「堂ノ川」の一部なのです。



もうお月さまが出ていました。



隠元橋東詰へ。



隠元橋は、黄檗山を開いた隠元禅師が登岸した地なのです。



間もなく日没。



日没直前の夕陽に照らされる隠元橋。
宇治って素晴らしいなって思います。


いよいよ2009年も終盤。
今年もとことん歩いたけれど、明日は明日で、今日の天気の悪さで断念した「中山道ウオーク」の駒を進めようと思います。
「とことんまで」が私の行動の基本パターンなので。



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